捏造と撤回の科学史 小谷 太郎 dZEROカガクシャハナゼウソヲツクノカ コタニ タロウ 発行年月:2015年06月26日 予約締切日:2015年06月25日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784907623159 第1章 STAP細胞ー捏造を異物として排斥する「科学の免疫機能」/第2章 ヒトES細胞ースター科学者の栄光と転落/第3章 皮膚移植ーサマーリンのぶちネズミ/第4章 農業生物学ースターリンが認めたルィセンコ学説/第5章 ナノテク・トランジスター史上最大の捏造・ベル研事件/第6章 118番元素ー新元素発見競争でトップを狙ったバークレー研事件/第7章 常温核融合ー大学間の対抗意識から始まった誤りの連鎖/第8章 旧石器遺跡ー暴かれた「神の手」の正体 捏造は科学に「つきもの」である。

なぜ、知的で論理的なはずの研究者が驚くほど幼稚なウソをつき、周囲の研究者までもがそれにだまされるのか?本書は、科学史に残る革新的なものだったはずが、のちに「撤回」された論文について平易に解説。

その「過ちの瞬間」「発覚」「その後」を振り返り、科学者たちの「泡沫の夢」に迫る。

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